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売却成功事例

高崎市元島名町の戸建て売却事例|築古相続物件を3ヶ月で成約した実例

2026年10月14日

高崎市元島名町は、国道17号線へのアクセスがよく、前橋市との境界に近い住宅地です。2023年秋、私たちはこの地域で築35年の戸建てを相続された50代のご相談者様と出会いました。お父様が一人で暮らしていた家を、東京在住のご家族がどう処分すべきか悩んでいらっしゃいました。

最初の電話相談では「古い家だから売れるかわからない」「遠方だから何度も通えない」という不安が伝わってきました。私は現地調査のスケジュールを調整し、初回訪問で建物診断・査定・売却プランの提示を一度に行う体制を整えました。結果として、相談から約3ヶ月で買主様が決まり、ご家族には想定以上の金額で引き継いでいただけました。

この事例では、建物の状態を正確に把握したこと、地域特性を活かした価格設定、そして買主様の不安を解消する情報提供が成功の鍵でした。以下、実際の流れと数字を交えてご紹介します。

元島名町の不動産市場と相続物件の特徴

元島名町は高崎市の北東部に位置し、前橋市との境界に近い立地が特徴です。住宅地としての歴史は古く、昭和後期から平成初期にかけて開発された戸建てが多く点在しています。国道17号線まで車で5分程度、高崎駅までは約15分という距離感から、通勤・通学に便利なエリアとして根強い人気があります。

今回ご相談いただいた物件は、築35年の木造2階建て、敷地面積約180平米、延床面積約110平米という典型的なファミリー向け戸建てでした。周辺には同年代の住宅が多く、土地勘のある地元の方々には馴染み深い環境です。一方で、築年数の経過による設備の老朽化や、相続後に空き家となっていた期間があったため、売却には丁寧な準備が必要でした。

元島名町では、新築分譲が少なく中古物件の流通が中心です。そのため、適正な価格設定と建物状態の開示が買主様の信頼を得る重要なポイントになります。

初回訪問で実施した建物診断の内容

ご相談者様との初回面談は、現地での建物診断を兼ねて実施しました。遠方にお住まいのため、何度も往復していただく負担を減らすことが第一の目的です。私は建築士として、基礎・外壁・屋根・床下・設備の5項目を重点的に確認しました。

基礎部分には目立つクラックはなく、構造的な不安は少ない状態でした。外壁は一部に塗装の剥がれが見られましたが、防水性能に直結する重大な劣化ではありません。屋根は瓦葺きで、数枚のズレがあったものの全面葺き替えが必要なレベルではありませんでした。床下は湿気対策として換気口が設けられており、シロアリ被害の痕跡も確認されませんでした。

設備面では、給湯器が約20年使用されており交換時期に達していました。キッチン・浴室も同年代の設備で、見た目の古さは否めません。ただし水漏れや機能不全はなく、使用には問題ない状態です。診断結果をまとめた報告書を、当日中にご家族へメールで送付しました。この報告書は後に、買主様への情報開示資料としても活用されます。

宅建士視点での査定と価格戦略

建物診断と並行して、宅建士として周辺の取引事例を調査しました。元島名町での直近1年間の戸建て成約事例は約8件で、価格帯は1,500万円から2,300万円の範囲に分布していました。築年数や敷地面積を考慮し、今回の物件は1,680万円を売出価格に設定しました。

この価格は、建物の経年劣化を織り込みつつ、土地の立地価値を正当に評価した結果です。ご家族からは「もう少し高くできないか」というご希望もありましたが、私は現実的な成約可能性を重視しました。高すぎる価格設定は、市場に長く残り続けて買主様の警戒心を招くリスクがあるためです。

また、売却活動開始から3週間後に100万円の値下げ余地を持たせる戦略も共有しました。初動での反響を見ながら柔軟に対応できる体制を整えることで、ご家族の不安も軽減されました。実際には値下げせずに成約に至りましたが、この余裕が交渉時の心理的な安定につながったと考えています。

FP資格を活かした相続税と手取り額の試算

相続不動産の売却では、売却代金だけでなく税金や諸費用を差し引いた手取り額が最も重要です。私はファイナンシャルプランナーとして、ご家族に具体的な試算をお示ししました。

売却価格1,680万円に対し、仲介手数料は約60万円、登記費用や測量費用などの諸経費が約25万円、合計で約85万円の支出が見込まれました。また、相続税評価額と売却価格の差額に対する譲渡所得税の概算も計算しました。お父様の取得時期が古く、取得費が不明だったため、概算取得費として売却価格の5%を用いた試算を行いました。

その結果、譲渡所得税と住民税で約280万円の納税が見込まれ、最終的な手取り額は約1,315万円となる見通しをご説明しました。数字を明確にすることで、ご家族は売却後の資金計画を具体的に立てられるようになり、安心して売却活動を進める決断をされました。

3ヶ月で買主が決まった販売活動の実際

売却活動は、大手ポータルサイトへの掲載と地元ネットワークへの情報提供を同時に開始しました。元島名町は地元志向の強いエリアのため、高崎市内で住み替えを検討している方々への直接アプローチが有効です。

開始から2週間で3組の内覧希望があり、そのうち1組は地元在住で親の介護のために近隣へ引っ越したいとお考えのご夫婦でした。内覧時には、建物診断報告書を提示し、設備の状態や必要な修繕箇所を正直に説明しました。隠し立てせず情報を開示する姿勢が、買主様の信頼を得る鍵になります。

内覧から1週間後に購入申込をいただき、価格交渉では30万円の値引きで合意しました。その後の契約準備、住宅ローン審査のサポート、決済までを代表が一貫して担当し、売却開始から約3ヶ月で無事に引き渡しが完了しました。買主様からは「安心して購入できた」との言葉をいただきました。

遠方相続でもスムーズに進めるための工夫

今回の事例で特に意識したのは、東京在住のご家族の負担を最小限にすることでした。相続不動産の売却では、書類の準備や現地での対応が数多く発生します。遠方にお住まいの場合、その都度来訪するのは時間的にも費用的にも大きな負担です。

私たちは、契約や決済の日程をご家族の都合に合わせて土曜日に設定し、1回の来訪で済むよう調整しました。また、必要書類のリストを事前に送付し、郵送で対応できるものは可能な限り郵送で受け取りました。内覧の立会いも、鍵を預かることで代行し、内覧後には写真付きのレポートをメールで共有しました。

こうした細やかな配慮によって、ご家族が現地を訪れたのは初回診断と決済の2回のみでした。遠方相続の場合、信頼できる現地の専門家がいることが、売却成功の大前な条件になります。

まとめ|元島名町の戸建て売却で大切にしたこと

高崎市元島名町での戸建て売却事例を通じて、相続不動産を円滑に売却するための要素が見えてきました。建物の状態を正確に診断し、適正な価格を設定し、買主様へ誠実に情報を開示することが、短期間での成約につながりました。

私は建築士・宅建士・ファイナンシャルプランナーとして、診断から税務相談、売却後の資金計画までを一貫してサポートしました。複数の専門家に分散して依頼する手間がなく、一つの窓口で完結できる安心感をご家族に提供できたと考えています。

元島名町のような地域密着型のエリアでは、地元のネットワークと現場経験が大きな強みになります。相続した戸建ての売却でお悩みの方は、遠方であっても安心してご相談ください。初回の建物診断から最終的な引き渡しまで、25年の業界経験を持つ代表が責任を持って対応いたします。

ホームクエストでは、相続・空き家・空き地・農地のご相談を承っています。経験豊富な代表が、最初から最後までご一緒します。

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