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売却成功事例

高崎市新保町の土地売却事例|相続農地が3ヶ月で売れた理由

2026年07月14日

先月、高崎市新保町で相続された農地の売却が無事に完了しました。ご依頼主は50代の女性で、お父様が遺された約200坪の畑を「どうしていいかわからない」と、相続から1年以上そのままにされていました。固定資産税の通知が届くたび、遠方に住む娘さんは不安を感じていたそうです。結果としてわずか3ヶ月で買主が見つかり、農地転用の手続きも含めてスムーズに売却できました。今回はこの新保町の事例を通じて、相続した土地を売却する際のポイントをお伝えします。

新保町は高崎市の北西部に位置し、住宅地と農地が混在する地域です。国道406号へのアクセスもよく、生活利便性と静かな環境を両立できるエリアとして、近年は子育て世代からの関心も高まっています。ただし相続で取得した農地の場合、そのまま売却できないケースが多く、売却方法に悩まれる方が少なくありません。

新保町の土地相場と売却の難しさ

高崎市新保町の土地相場は、坪単価12万円から18万円程度が中心です。住宅地として整備された区画では坪20万円を超える事例もありますが、農地や市街化調整区域内の土地では評価が下がる傾向にあります。今回のご依頼物件も、登記上は「畑」であり、市街化調整区域に含まれていました。一般の不動産会社では「農地は扱いが難しい」と断られるケースが多く、依頼主の方も何度か門前払いを経験されていました。

農地を売却する場合、農地法による制限があり、農地のまま売るか農地転用するかの判断が必要です。農地として売る場合は買主が農家である必要があり、マーケットが限定されます。一方、転用して宅地として売る場合は買主の幅が広がりますが、農業委員会への届出や許可が必要になります。新保町のような市街化調整区域では転用の条件も厳しく、専門的な知識がないと進められません。

相談から現地調査までの初動対応

ご相談をいただいたのは昨年の秋でした。まず私が行ったのは、現地での詳細な調査です。土地の形状、接道状況、周辺環境、地盤の状態などを実際に目で確認しました。新保町は起伏のある地形が特徴ですが、この物件は比較的平坦で、前面道路も幅員5メートルの舗装道路に接していました。建築士としての視点で見ると、住宅を建てるには十分な条件が揃っていると判断できました。

次に法務局で登記簿を確認し、農業委員会で農地転用の可能性を調査しました。新保町のこの区域は、一定の条件を満たせば農地法第5条による転用許可が得られる見込みがありました。こうした調査結果をもとに、依頼主の方には「宅地として売却する方針」をご提案しました。農地のまま売るよりも買主の選択肢が広がり、売却価格も1.5倍程度高く見込めるためです。

農地転用と測量の実務プロセス

売却方針が決まると、次は農地転用の手続きです。農業委員会への申請には、土地の実測図や転用計画書などの書類が必要になります。私は提携している土地家屋調査士と連携し、境界確定測量を実施しました。新保町の古い農地では境界杭が失われていることも多く、今回も隣地所有者の立会いのもと境界を復元する作業が必要でした。

測量の結果、登記簿上の面積と実測面積に約3坪の差があることが判明しました。こうした誤差は珍しくなく、適切に処理すれば問題ありません。測量図をもとに農業委員会へ転用届出を提出し、約1ヶ月で受理されました。宅建士としての経験から、必要書類を事前に漏れなく準備していたため、追加資料の要求なくスムーズに進められました。

買主発掘と価格設定の戦略

農地転用の目処が立った段階で、売却活動を開始しました。価格設定は重要なポイントです。相場だけでなく、購入者のニーズを見極める必要があります。新保町で土地を探している方の多くは、30代から40代の子育て世代で、予算は2000万円から3000万円程度です。今回の物件は約200坪と広く、分割して複数区画にすることも可能でしたが、依頼主の方は「早く手放したい」というご希望でした。

そこで私は、一括売却で坪単価15万円という価格を提案しました。総額では約3000万円となり、周辺相場と比べてやや割安ですが、広い敷地を求める買主には魅力的な条件です。実際、売り出し開始から2週間で3組の内覧希望があり、そのうちの1組が購入を決断されました。FPとしての視点で資金計画のアドバイスも行い、買主の不安を解消できたことが成約につながりました。

契約から決済までのサポート体制

売買契約では、農地転用特約を盛り込みました。万一、転用許可が下りなかった場合は契約を白紙解除できる条項です。買主にとっても売主にとっても安心できる内容で、双方の合意のもと契約を締結しました。契約から決済までの期間は約1ヶ月で、その間に農業委員会からの正式な許可通知を受け取り、所有権移転の準備を整えました。

決済当日は、司法書士、買主、売主、そして私が立ち会い、金融機関で手続きを行いました。依頼主の方は「こんなにスムーズに終わるとは思わなかった」と安堵の表情を浮かべておられました。相続から1年以上悩んでいた土地が、相談から3ヶ月で現金化できたことで、今後の生活設計にも明るい見通しが立ったそうです。

この事例から学ぶ売却成功のポイント

今回の新保町の事例から、相続土地の売却成功には3つのポイントがあると考えています。第一に、専門家による現地調査と法的判断です。建築士・宅建士・FPの視点を持つ代表が初動から関わることで、売却方針を早期に確立できました。第二に、農地転用などの手続きを先行させることです。買主が見つかってから手続きを始めると時間がかかり、契約解除のリスクも高まります。第三に、適切な価格設定と買主ニーズの把握です。相場だけでなく、地域の購買層を理解した戦略が不可欠です。

新保町に限らず、高崎市内には相続した農地や空き地を持て余している方が多くいらっしゃいます。「売れないだろう」と諦める前に、専門家に相談することで道が開けるケースは少なくありません。私自身、25年の業界経験の中で数多くの相続不動産を扱ってきましたが、状況を正確に把握し適切な手順を踏めば、ほとんどの物件は売却可能です。

まとめ|高崎市新保町の土地売却は専門家と一緒に

高崎市新保町の土地売却事例を通じて、相続農地でも適切なプロセスを踏めば短期間で売却できることをお伝えしました。現地調査、農地転用手続き、価格設定、買主発掘、契約サポートまで、一貫して対応できる体制が成功の鍵です。今回のケースでは、依頼主の方が「早く売りたい」という明確な希望を持っていたことも、スムーズな売却につながりました。

もしあなたも高崎市内で相続した土地の処分に悩んでいるなら、まずは現状を正確に把握することから始めてください。農地なのか宅地なのか、市街化区域なのか調整区域なのか、接道状況はどうか、こうした情報を整理するだけでも次のステップが見えてきます。株式会社ホームクエストでは、現場経験豊富な代表が最初から最後までご一緒しますので、安心してご相談いただけます。

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